発作が怖い!「ぜんそく」



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ゼイゼイ、ヒューヒューといった呼吸音が聞こえたら「ぜんそく」です。

「ぜんぞく」変わった呼吸音に要注意!

発作に対する大人の迅速な対応が必要不可欠!

ちょっとした刺激で気道がふさがり、急速に症状が悪化することもあるので、ぜんそくの子からは目が離せません。 発作には段階があるので、状態を見極める大人の目が常に必要になります。

ぜんそくとは?

正式名称は「気管支喘息」。小児ぜんそくはアレルギー性の炎症が気道に起こって気道が狭くなることで発作を繰り返します。 咳や鼻水、ゼイゼイ、ヒューヒューといった呼吸音、息苦しい、といった症状が代表的です。 大人のぜんそくも30年前に比べて3倍に増えているので要注意です。

小児ぜんそくの原因は?

小児ぜんそくは、ダニの死骸や糞、ハウスダスト、カビなどのアレルゲンが気道に入ることで炎症を起こすことが原因です。 空気の通り道である気管支が炎症で狭くなったり、塞がってしまうので、咳き込んだり、息が苦しくなります。

慢性的な炎症が起きている状態だと、さらにアレルゲンなど刺激に対して敏感に反応するようになってしまうので、さらに気道が狭くなって、 咳が激しくなり、場合によっては発作的な呼吸困難(チアノーゼ)も引き起こしてしまいます。

症状が重ければ救急車を呼ぶ必要もでてくるかもしれません。

ぜんそくの発作は3段階ある!

1、コンコン咳をしているが動ける状態

2、強い咳がでて肩を上げ下げして呼吸している状態

3、前かがみの状態で動けず、うめき声をあげる状態

今日は調子が良さそうだなーと思っても、ホコリやタバコの煙、運動、興奮、疲れといったなんてことのない刺激で、 気道が炎症してしまって急速に症状が悪化してしまうことがあるので、常にぜんそく持ちの子供に対しては迅速に対応できるように大人が目を光らせていないといけません。

小児ぜんそくへの対応としては、基本は薬物療法で、発作を抑えて、気管支の炎症を鎮めます。親ができることといえば、 部屋の掃除を徹底すること、寝具の管理、空気清浄機の導入、場合によっては転地療法なども考えたほうがいいかもしれません。

小児ぜんそくの場合、2歳前後から始まるケースが多いですが、きちんと薬を使って、アレルゲンの除去を徹底すれば、 年齢とともにぜんそくの症状は自然に治まるケースが一般的です。だいたい15歳までには約半数が薬がいらないレベルになります。

ただ、油断していると再発するケースもあるようなので注意が必要です。

大人のぜんそくは治りにくい!というか治らない!?

子どものぜんそくの原因は9割がアレルギーです。対して、大人のぜんそくはアレルギーが原因のものは6割程度で4割がアレルギーとは無関係といわれています。 そして、何より大人のぜんそくが治癒する確率は10%以下だそうです。ショックです。

ダニ、ハウスダストなどアレルゲン以外の大人のぜんそくの原因

  • タバコ
  • ストレス
  • 風邪
  • 大気汚染・排気ガス
  • 天候・気温の変化

アレルギー体質の人は、アレルギーマーチの一環としてぜんそくの症状がでてくるということが考えられるんですが、 データを見ると、大人になってぜんそくになった人のおよそ7割は突然の発症であり、しかもその約半数が40代以上の中高年なんですね。

それこそ、自分はアレルギー体質ではないからと思い込んでいると、咳が止まらず今年の風邪はしつこいなーと思っていたら、実はぜんそくだったなんてことがありえるわけです。

呼吸困難になるぐらいの発作があれば、さすがに異常に気づいて病院へ行くと思いますが、早朝や夜間にだけ咳が出る程度であれば、 病院には行かずに咳止めを飲んだり、のど飴を舐めるぐらいで、特別問題だとは思わないのが普通でしょう。

なので、発見が遅れてしまうのが大人のぜんそくの一番の問題といえるかもしれません。

お伝えしたように大人になってから発症したぜんそくは治りにくいです。一生付き合っていくぐらいの覚悟をしたほうがいいです。 ただ、完治は難しいですが、薬と生活習慣である程度は症状をコントロールすることができるみたいです。

他のアレルギー疾患と同様にアレルギー検査を行い、アレルゲンが特定されればそれを除去し、また近づかないようにします。 慢性の炎症を鎮める薬と発作を防ぐ薬の2種類を併用するというのは子供のぜんそくと一緒です。

ただ、タバコを吸う人の場合は、気道の炎症を悪化させないためにも禁煙しないといけないかもしれません。 状態が改善してくれば、薬を止めて経過観察ということもできるみたいですよ。

大人と子供の4大アレルギーその他の症状をチェック!

アトピー性皮膚炎
強いかゆみのある湿疹が続き、肌が出血&ボロボロになるまでかきむしることもあります。
食物アレルギー
新聞をにぎわす子供のアレルギーがこれ。食べ物を異物として認識してしまいます。
花粉症
大人のアレルギーの代表格といえばこれ。ある日突然発症し、治らないのが何より辛い。